2013年 09月 09日
想像以上に豊富なバラエティーがあるトルコ料理ですが、それらも大きくアナトリアン・スタイルとオットマン・スタイルと二つに分類できるようです。 アナトリアン・スタイルは名前の通り、アナトリア地方、中央アジアから来ている料理スタイルらしいです。特徴は Manti や Gözleme などの粉物料理、またお米よりも Bulgur という小麦の一種を好んで使うようです。 対して、オットマン・スタイルは、中央アジアや中東やバルカン諸国からの料理を宮廷料理にアレンジした料理のようです。 またオリーブオイルや魚介類も使うので、地中海料理の要素も入っているみたい。 ちなみに、イスタンブールはオスマン宮廷料理の流れが多く見られる都市だそうです。 上記が二つのスタイルの違いの概要ですが、はっきり区分けは難しいように感じます。 それならば… 宮廷料理と宮殿の雰囲気を体験しようと行った場所は、チェラーン・パレス・ケンピンスキーホテル。 元は十九世紀に建設されたオスマン帝国の宮殿です。 ホテルは海と高い壁に囲まれていて、厳しめのセキュリティーを通ると建物内は煌びやか。 全てがキラキラしていました。 広いホテル内を迷い気味で歩いて到着した Tuğra Restaurant 素敵なインテリアとテーブルセッティングのレストランです。 案内された席の窓からボスポラス海峡も見えてロマンチック。 世界のロマンチックプレイス50 にも選ばれているだけあります。 テラスではウェディングパーティーが行われていました。トルコの女性はロングドレスの着こなしが本当に素敵。仲良くなったマダムに聞いたら、高校の時からドレスを着る機会があり慣れてくるのだそう。 さて、メニューは全てオットマン・スタイル。 前菜だけ写真を撮りました。 下の写真は私の好きなドルマ数種類。 お皿も盛り付けも味も洗練していました。 左はドライイチジクのドルマ。 オットマン・スタイルはドライフルーツをよく使う感じがしましたが、本当のところはどうなのでしょうか。 そしてメインはケバブ盛り合わせでしたが、私のケバブの印象とは違う上品なケバブが出てきました。 しかも、ウェイターさんがお皿に分けてくれました。 元宮殿での宮殿料理は、宮廷料理とは何ぞや?の確実な答えは見つけられませんでしたが、素敵な時間は確実に過ごすことができました。 食後は宮殿内を散歩。 ガーデンから見える景色は東京を思い出しました。 #
by go2istanbul
| 2013-09-09 23:26
| レストラン
2013年 09月 05日
ベイオール地区のイタリアンインスティテュートの近くのカフェ Auf ずっと気になっていました。 可愛いインテリアと 美味しそうなケーキたち お昼すぎに行ったのでランチは終わっていましたが、ランチブュッフェは人気らしいです。 同じビルのルーフトップは同系列のバーがあって、そちらも大人気です。 Auf Meşrutiyet Caddesi No 67, Tepebaşı, Beyoğlu #
by go2istanbul
| 2013-09-05 06:49
| カフェ
2013年 09月 03日
‘ イスタンブールお料理教室3 ’ のセリン先生が主催するイスタンブール食ツアーでスパイスマーケットへ。 このマーケットは現在でもスパイストレーディングの中心ですが、残念ながらマーケット内は昔に比べるとスパイス以外のお店が多くなっているそうです。 マーケット横に並ぶ食材店で買い物をする人の波の隙間をくぐり抜けながら先生のお勧めのスパイスショップへ向かいます。 到着したお店の前からはすでにミックスされたスパイスの香りが漂ってきます。 店内はスパイスのオールスター勢揃い。 賑わっている店内には 他にもお茶やドライフルーツやアロマオイルなども販売しています。 全体的にエキゾチックでわくわくする! 店内の絵も一役買っています。 先生のスパイスについての説明を受けつつ、味見もちょこちょこ。 トルコのサフラン。 サフランは知ってるけど、サラダスパイスとか これ ( アナトリアンスパイスだったはず ) 初めてみるスパイスがたくさん。 ハーブやスパイスって、知らないとなかなか手が出ないけど、こうやって味見をしたり、説明を受けるとスパイスがもっと身近になります。 ところで、スパイスマーケットの正面入り口の脇にある説明を読んでみると 1597年にムラト3世の妃で、メフムト3世の母のサフィエ・スルタンの命令により建設が始まり ~ とあるので サフィエ妃ってどんな方だろうと調べてみると、なんと!ヴェネツィア共和国の貴族の娘として生まれ、父親の任地に向かう途中で海賊に囚われ、ハレムに入れられた後で、ムラト皇子の寵姫になったとあります。 スパイスの貿易で利益を得ていたヴェネツィア共和国の不思議なスパイスつながりを感じませんか? セリン先生のイスタンブール食ツアーは、アジアサイドの市場にも続いて、最後は美味しいレストランで終了しました。それは、またいつかの機会に書こうと思います。 #
by go2istanbul
| 2013-09-03 00:06
| トルコごはん
2013年 09月 01日
今回のお料理レッスンは滞在中のホテルから徒歩で行けた Turkish Flavours 立派なマンションのワンフロアのマダムのお宅に入ると素敵なキッチンと 可愛い犬が待っていました。 ‘ 私の名前はヨーヨーですが、何か? ’ そして先生 先生はレッスンのメニューの他にも、馴染みのないスパイスとかチーズなどの説明をしてくれて、トルコ料理を身近に感じさせてくれます。 たくさんあるレッスンのメニューの中には、私がイスタンブールに来てから好きになったドルマも入っていました。 ドルマはメゼの一種で挽肉やお米などの具を野菜や葉などに詰める/ 巻く料理で色々と種類があります。 今回は葡萄の葉を使います。 ところで Wikipedia様によると ドルマはトルコ語の動詞で ‘詰められた’ という意味の Dolmak から来ているとのこと。また、このドルマを詳しく分類すると、葡萄の葉などで包んだものは Salmaと呼ぶらしいですが、総称してドルマと呼んでも良いそうです。 ここから想像すると… 握り鮨といなり寿司と巻き寿司って厳密に言うと違うけれど、大まかに言うとお寿司と呼ぶのと同じかと思うのですが、合ってるかな。 さて、ライスを使った詰め物を葉の上に置き くるくると巻いた後は調理します。 その他はユフカを使った Börek こちらも具を置いて ユフカを重ね、蓋をして焼きます。 デザートは好きな材料を使ったレシピでした。 美味しいkaymak をアプリコットではさみます。 レッスンの最後は 食事は皆で隣のダイニングルームでいただきまーす! 私の他に、アメリカでスパイス屋さんをしているご夫婦も生徒さんでした。 トルコのスパイスを研究する為にトルコを周ったそうです。 とても陽気でフレンドリーな方達だったおかげもあって楽しいレッスンでした。 物思いにふけるヨーヨー。 私のイスタンブールで参加したお料理教室のなかで、トータル的にいちばん良かったのが Turkish Flavours で、同じく先生が主催していたマーケットツアーにも参加することにしました。 その様子はまた近いうちにアップ予定です。 季節を変えてまた参加したいレッスンのサイトは www.turkishflavors.com #
by go2istanbul
| 2013-09-01 23:56
| トルコごはん
2013年 08月 29日
|
アバウト
カテゴリ
以前の記事
タグ
ベイオール地区(8)
カラキョイ地域(7) ニシャンタシュ地域(6) ホテル(3) ベシクタシュ地域(2) ガラタ地区(1) スルタンアフメット地区(1) タキシム地区(1) エミノニュ地区(1) べベック地区(1) オルタキョイ地区(1) カッパドキア(1) カデキョイ地区(1) フォロー中のブログ
最新のトラックバック
検索
メモ帳
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||